私と君が出逢った場所


『関根くん別れたあの日、私に言ったよね』


―――「彩は江面に言ってた。好きだからって」


『あの日、私は圭太に告白の返事を聞かれたの。でも私は関根くんが好き、好きだからって。関根くんは「好きだから」しか聞こえなかった。関根くんは、誤解をしていたの、あの日。私は言おうとした。『誤解なの!私は関根くんが好きだから。大好きだから』って。でも関根くんは私が言う前に私の前から去っていってしまった。』



私はあの日何があったのか全部関根くんに話した。


『これで終わりにするね。今でも。今でも私は関根くんが好―――』


私は最後に関根くんに今の気持ちを伝えようとした時。


「ごめん、彩。俺があの日悪かった。俺が最後まで彩の話しを聞いてやればこんな事にはなっていなかったのに。俺も、彩を諦めよい。彩は江面のものなんだ。2人に悪いことしたな。って思った。けど今は違う。彩は、俺が好きなんだよな?もう1度俺の彼女になってくれますか?」

関根はそう言いながら私を抱き寄せた。


私は思わず『なります!』と関根くんに言った。


―――私はずっと関根くんが好きだったんだもん


「そうだと思った♪笑」


関根くんは私が前に告白した時の返事をした時のようにとびきりの笑顔で私に言った―――


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