一番星に祈る




「でも…何でひとりで雪玉なんて投げてたの?」


「え、真と投げ合いして…って、あれ?!」



真がいない。


…あんにゃろ~…

考えてること、バレバレなんだよ。


俺と中川をふたりきりにしようってこんたんだろ?



…たく…

余計なことしやがって。



でも、あいつのそんな優しさが、気遣いが、嬉しいなんて思っちまう。


あいつの気持ちが、身に染みる。











仕方ない。

あとで何かおごってやるか…。





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先生へ⌒最後の手紙
美華/著

総文字数/23,300

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