甘い恋愛 ~天然美少女vs美男双子~


瞬くんかあ...

気まずい...



「...お前、眼鏡は?」


しばらくお互い黙り込んだあと、それを破ったのは瞬くんだった。

へ? 眼鏡?


ああ。
そういえば、あったときは眼鏡かけてたもんね。


「普段はコンタクトだから」

と、コンタクトのケースを差し出し、ピースをしながらニコ、と笑顔を見せた。


「はあー...、なんなんだよ、もう。」


瞬くんは、ブツブツいいながら、不機嫌になっていった。


んー? なんかいったっけ?
急に不機嫌になって。


「短気は損気だよ?」


くすくす、と笑いながら相手の頭を撫でてみた。


髪ふっさふさだあ~
はまるかもっ。


「―っ...、お前、ほんと分かってねぇよ」


「...?」
なにをいってるんだ、この人は。


その瞬間―


バサッ


「ひゃぇ...!?」






< 3 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop