あなたに好きと言いたくて
「お前ら、絶対放課後来いよ!!」
「「「ほーい。」」」
3人で先生に笑いながら
ピースサインする。
先生が教室からでていくと
綾ちゃんは何かに気づいたかように
あ。と一言漏らした。
「どうしたの?綾ちゃん。」
「いや、1年前!?って紫乃が
叫んだのは何だったんだろうって。」
「あー・・・。」
紫乃ちゃんが哀れむように
綾ちゃんの肩をぽんっと
たたく。
それと同時に
担任が座れーといって
教室に入ってきた。