あなたに好きと言いたくて

said 綾






学校へ遅れてきても

いっつも笑顔でおはようって

いってくれる優希に

好きなやつが

出来ただと!?



そのおかげで

担任の話は

まったくといってもいいほど

耳に入ってこなかった。


でも優希も同じらしい。



...好きなやつのこと

考えてたのかな...?



「旅行よ、旅行。」


担任が言ってたことを

紫乃が呆れて教えてくれる。


旅行...。


ってことは2人でいれる

チャンスはある!!

まだ俺にもチャンスはあるんだ。



でも...どんな相手なんだ?



優希の気になるやつって。












< 21 / 71 >

この作品をシェア

pagetop