あなたに好きと言いたくて






そんなことを

話しているうちに

職員室について

扉をあける。


「入るねー。」

「入るわー。」

「失礼します。」


3人それぞれに言って

勝手にぞろぞろと

入っていく。


「お前らは
おかしいと思わんのか...?」


山下先生が呆れたように

聞いてくる。


「あいさつの仕方が
正しいのは佐倉だけじゃないか...。」

「「いや、だってめんどいし。」」


紫乃ちゃんと綾ちゃんは

声が重なると表情も同じだった。









< 40 / 71 >

この作品をシェア

pagetop