あなたに好きと言いたくて






「いつもみたいに
一緒に帰らないのか?」

「うん。ごめんね、綾ちゃん。」

「いや、別に。」

「ま、仕方ないよ。
ばいばーい。」

「うん、ごめん。
ばいばーい。」


私は手を振りながら

走って靴をはく。



急がないと

図書館は7時まで...。

今から行ったら

6時半につく...かな??



私はそこからダッシュで走って

図書館を目指した。

走り続けて30分、

やっと着いた。



...ふぅ...時間ぴったし。











< 44 / 71 >

この作品をシェア

pagetop