あなたに好きと言いたくて

憂鬱  said 優希








「おはよ、優希。」

「おはよー・・・
って綾ちゃん!?」

「んぁ?何驚いてんだ?」

「え!?今日
台風来るんじゃない!?」

「いや、超晴れてますけど?
しかも風なんてないし。」



朝に来るなんて...!!

しかも遅刻してない...!?

ありえない...!!



綾ちゃんはいつも

昼過ぎに来て

寝てるか私の邪魔するか

紫乃ちゃんと

ケンカしてるかぐらいなのに...。


何かあったのかなぁ...?


「なぁ、優希。」

「な、なに?」


まっすぐと私を見据える

綾ちゃんの目に

私はあとずさる。









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