手の平から




「待たせた。」


「優しいことするね相沢。さすが色男。」



私は戻った相沢を笑って冷やかした。



「何見てんだよ。」



相沢は居心地悪そうに照れた。
こういう相沢がすごく好き。
< 69 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop