愛してるんだよ。
『本人に聞いたらどうです?』



人の色恋に首を突っ込んでいる程、暇じゃない。



「いや、大概の女は俺を見ると逃げて行く…見ただろ?あの小さな女の子だって、怖がってた…」



と落ち込んで見える。



何なんだよ…面倒くさい。



『女の名前は、杉原奏です。一応聞きますが、あなたの名前は?』



「浅海喜一、クラスは違うが、同級生だ」




とご親切に名前以外も答えた



『それじゃ』



と行こうとすると



「待て、今さっき佐久間に彼氏はいないって言ったよな?お前は彼氏じゃないのか?」




『あなたに、関係ないでしょ?』



そう言って、ピアスを返して貰う為に保健室へ戻った。


< 203 / 370 >

この作品をシェア

pagetop