はるかちゃんと 畳ヶ池の 河童
『よぉ!河童…久々だな?まだしぶとく生きてたか?いい仕事するじゃねえかぁ…』
『…達也!子供の時と同じで相変わらず、口が悪いな…』
それを聞いたみんなはびっくり!何より、はるかちゃんと、ほのかちゃんはもっとびっくりしました。

『達也おじちゃん!かっちゃんの姿見えてたの?かっちゃんの事本当は知ってたの?』
はるかちゃんが、ほのかちゃんを抱っこしながら聞きました。

『あはは!俺は昔からこの畳ヶ池の前に住んでたからな!小さい頃は毎日この池に遊びに来てたんだよ。
昔は泳げるくらいこの池は綺麗だったんだぜ?よくこの河童と喧嘩したり、遊んでいたんだよ。この畳ヶ池に河童がいるのは知っていたけど…大人になるにつれて、最近じゃ全然河童の姿は見えなくなっちまったけどね。』

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