アンタのせいで・・・
新居
「じゃー、俺と莉歌は失礼しよっかな♪」


と言って陸斗くんと莉歌がリビングから出て行ってから数分。


「よし、じゃー凛ちゃんの新居に案内すっから~」


っと行って歩きだした雷斗は・・・


「なんで!?雷斗の部屋の隣じゃないのー?」


「はぁー?」


「なんで靴履いてんのーー?」


雷斗の隣の部屋じゃなかったの?ちがったの?ちがったのー?


「大丈夫ー」


ぽんぽんっと雷斗に頭をなでられた。


「えっ?」


「俺、今ここに住んでねーのー。近くに俺ん家のマンションあんだよ」


なるほど。


「そこに住んでるんだ~!」


「まーな。自立のためにもー」


「へぇ~、えらいねー。」


まぢで。


「そーかー?」


雷斗はそう言って顔をそらした。


「なぁ~にぃ~?てれてんのぉ~~??」


「なっ!!照れてねーしっ!」


あららー、赤くなってるー♪


「ってか~、凛ちゃんこそ~、どんだけ俺ん家の隣がいいのー♪」


うわ~・・何コイツ・・・


「はーっ?ばかー?ウチは料理できないのー。作る人いなかったら困るでしょー?」


・・・?

「は・い・・?」


何固まってんの~?


「お前料理できねーのー!?!?」


ビクッッ


「いきなしデカイ声ださないでよ~。てーかー、料理できなくて悪かったねぇ~」


「はぁー・・・良かったぁー・・・俺料理できて・・・」


ふぅーん


「って~!!雷斗料理できんのーーー!!」


ビックリやわ~~


「まーなー、俺できる男だーかーらー♪」


図に乗ってるしぃー


って事で・・




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