いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)
*2*


「俺の部屋に布団あるから取りに来てね~。」


「はい!」



「…そう言えばお前、自分の部屋片付けしてるのか?」

思い出したかのように、湊が言う。



確かに、こいつの部屋は汚い。

今掃除してある確率は、朝の事を考えると10%ぐらい。


……いや、絶対に掃除していない。




「布団のある押入れくらいはね。」

すごいでしょ、と、和泉が胸を張る。



…この時ほど、こいつをバカだと思ったことはない。


< 20 / 226 >

この作品をシェア

pagetop