社長の溺愛



それは、あまりにも哀しい『事実』で


不可解なことが多すぎる



苦しい『現実』の話だった





今、彼女は何をみているのだろうか



何を思って過ごしているのだろうか



涙を流さない彼女の代わりに俺は怒りに震えていた




携帯をソファーに投げ捨てて寝室に入った



ギシッ…ーーー


スプリングが軋み、身体がうまい具合に沈んでいく



はぁー………



拳を力任せにベッドを殴る


痛みなどない。



彼女は苦しんでいるのか…




それとも…ーーー










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