社長の溺愛
生きる屍と化した幸弘は放っておいて…
「翼眠いのか?」
胸板に寄りかかる仔猫に声をかける
「く…なぁい」
「ん?」
「眠くなぁい…」
がっつりウトウトしちゃってるくせに眠くない…?
「寝たいなら寝ていいよ」
さらさらした髪を撫でると猫さながらに身をよじる
「寝ない、一緒がいい」
「ん?何が一緒がいいの?」
髪を撫でられて完全に寝そうな彼女は眠気を飛ばすためか頭をブンブンと振る
あぁ…頭痛くなるだろ……
「慎とね、一緒がいいの…」
嬉しいけど……な?
「何が一緒がいいの?」