社長の溺愛



自信満々といった表情で口を動かす



「八島彩加……!」


「…………!」



思わず俺はうなずく



「彩加な…いたいた、あいつ先方の社員だったな」



そこでハッとする




「でも、なんで彩加が?」



答えを導きスッキリした様子の幸弘に問いかける



「………知らねぇ」


「なんか…嫌な予感がするんだが…」


「俺も…」




以心伝心を喜ぶなんてわけなく、疑問符だけが頭をかけ巡る



なぜ彩加がここに…?





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