僕等は野良猫




「‥庵は、頼り方を知らないだけだから」


「そやなー。でも、これからは…」



柏は


ニッと笑った



「なに?」


「んー?秘密やっ」



柏は


ガシガシッと


僕の頭を撫でた




…痛い‥




僕が


ムスッとすると


柏は


笑いながら


庵の元へ向かった


< 166 / 373 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop