僕等は野良猫





「…柏?止めた方が‥‥いいかも」


「そやなー……」



柏は


顔を引きつらせながら


笑っていた



「「バーカッ!!シーちゃんのバーカッ!!!」」


「あぁ゛!!?」


「「マッキーっ!!!助けてーっ!!!」」



ガシッと


双子に抱きつかれた


舞鬼さんの額には


青筋が浮かんでいた…



「…柏」


「…行ってくるわ‥」


「…うん」



柏は


雫さん達の元へ


歩き出した



「こらこら、3人共~。舞鬼まで巻き込んだらアカンー」



柏は


まぁまぁ、と


雫さんと双子を


なだめだした



興奮が収まらない3人に対し


舞鬼さんは静かに


お怒りのようでした…








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