僕等は野良猫





「………雫さんに…………怪我させたら……下っ端全員でキレますからねっ!!!!」



息を切らしながら


そう叫んだ部下に


ドッと笑いがおきた



「おーおー、いい度胸じゃんっ!!」

「まあ、ありえないだろーけどな」



ケラケラと笑う


幹部等に


部下達が何か


ザワザワし出した



「下っ端魂を舐めないで下さいね!!?」

「打倒幹部っす!!!」



私はとりあえず、


近くにあった箱を


蹴り飛ばした



静まる空間



「…うっせぇんだよ……クソガキ共がーっ!!!」



と、


しんみりした空気も


ぶち壊しになる展開だ



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