僕等は野良猫




「っく‥!!」



あー、


流石にキツいな‥



息を切らしながら


敵を倒していると


誰かと背中が


触れ合った



あーー、


この感じは……



「雫ちゃんかぁ」


「あー、そうだよっ」



俺は思わず


笑った



「疲れたんかぁ?」


「うっさいっ!!!テメェもだろっ!!?」


「んー、まぁなぁ」



雫ちゃんの声は


いつもと変わらないようだけど


かなり息が上がっている



身体が揺れてるからね





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