僕等は野良猫





ゼロ様の姿は


とても…‥


人間らしいものだった



『…なんだ。元人間』


「え、あ…。いや、凄く人だなぁって‥」



僕がそう言うと


ゼロ様は


ギロッと睨んだ



『元人間の貴様には関係ない』



ゼロ様は


僕に手をかざした



「…あの…‥」


『……強くなりたい。闘いたい。と‥願ったな?』


「はい‥」



僕がそう言うと


ゼロ様は


溜め息をついた



『…人間てのは………ホント面倒な生き物だな…‥』



ゼロ様の瞳は


とても……‥


冷たいものだった



ゼロ様は


口を開く



『ルイナ』







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