僕等は野良猫

猫の憂鬱






「はぁ…」



僕は公園の


大きな木の上で


溜め息をついた



鎖南のことが


解決して


1ヶ月が経った



「…はぁ‥」



月日の流れは


とても早く


僕はここ最近


無駄に生きてきたと


感じていた



「玖音…リオンちゃんと、幸せかなぁ‥」



僕は自分の


前足をみた



「‥玖音みたいに……強くなりたかったなぁ。庵を‥守れるくらい…強く」



僕はゆっくりと


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