彼女は男の娘?!
「いきなりキャラ崩壊してるぞ」



男の人が陽気に ははは と笑った。



「誰せいだよ…」



私はまた目が点になってしまった。



「申し訳ございません。



天野 柚優さん。」



「えっ?」



いきなり名前呼ばれて思わず声をあげていた。



すると目の前には さっき男の人に立っていた



女性が立っていた。



遠くからだと分からなかったけどすごい綺麗な人…



「あの方々は放置しておきましょう。」


女の人は遠い目をして仲良く口喧嘩している2人を見た。



「はぁ…」



「あの方々の代理で自己紹介させて頂きます。



まず私から…



私は理事長秘書をやっている



海聖 雪乃と申します。



椅子に座っていらっしゃるあの方が



当学園の理事長 九条院 貴臣様にございます。」

< 18 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop