いけめんハーレム


ブラックPowerやべぇな、っつか晴ちゃんPowerか。


「ほらいくぞ、チビエンジェルちゃん」


「ちびゆーなあほ礼央」



エンジェルちゃん。

その言葉が、うれしくて。
ほんのり赤くなった顔をかくしながら
晴と礼央の後を追いかけた。



「れーんちゃん!おはよぅ!!」


「・・・」


「あ!夏輝と圭!!ってかいつもに増してテンション低いね、圭」



「そーなのー朝にがてなんだってー」


夏輝がぴょこぴょことスキップをしながら
近寄ってきた。

その隣には目が開ききっていない圭。
眠そうでもいけめんだな。



「おかえり、エンジェルちゃーん」


「蓮斗くん!ただいま!あたし、今なら何でも乗り越えられる気がするの」


「いつも以上にかわいいのはその決意のおかげかなー?まあいつも妹みたいでかわいいけどー」


じぇ、じぇんとるめん・・・!



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