維新なんてクソ食らえ後始末が大変でしょ、手代木の巻き
手代木と水島は牢の入り口の脇にあった木刀を武器にした。


「俺はとりあえず妹を見つける。

君は逃げ…」


手代木が言い切らないうちに水島が言った。


「私も妹さんを見つけるのに協力しますよ。

逃げるのはそれからです」


「分かった」


二人は地下から一階へと上がって行った。
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