純恋〜スミレ〜【完】
大悟君の第一印象は怖い人。
顔は整っているし、イケメンの部類に入る。
だけど、とにかく目つき鋭くて口が悪い。
「優輝の女?」
って聞かれた時に至近距離でバチッと目があって、思わず体をビクつかせてしまったくらい。
あたしが「はい」とも「いいえ」とも答えぬ間に、優輝はこう言った。
「俺の女であり、白石叶恋の姉ちゃんでもある」
「……ああ……、確かに似てるな」
優輝の説明に大悟君はあたしから目を反らして、ポツリと呟いた。