あなたとあたしの生きた証
「大丈夫だよ。まだ発生してないから」
「そっか、それならいいんだ」





起き上がろうとすると頭がズキッと痛んだ






左頬にも激痛が走る






「いたっ!」
「まだ起きちゃだめだよ!寝てなくちゃ」





美那があたしを心配してくれていた





なにがあったのかまだ分からないあたしは、美那にいろいろと質問してみた





意外なことがいっぱいわかって、ここに運んでくれたのは、二階堂君だということが分か




った。海くんがなんであたしなんかを助けたの?不思議でたまらなかった





美那と笑いながら話していると、不意にドアを叩く音が聞こえた





誰か分からないけど、一応返事しておこうかな





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