あなたとあたしの生きた証
前髪でかくしていた傷跡を前髪をあげて彼女に見せる




「痛い?」




美那が心配そうな顔をしてあたしに訪ねてきた





「もう痛くないよ。心配ないよ」
「でも、中学の時の藍に逢いたいなあたし」
「再現したげようか?」





中学の時のようにあたしは暗い自分を演じて見せた





しっかり覚えているあの性格を・・・




・・・しっかりと





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