あなたとあたしの生きた証
人差し指を立てて『し―――』と言った






その手紙をカバンにしまって教室へ足を踏み入れた





「あぁ――っ!藍やっときたぁ。大丈夫?」




今あたしに話しかけてきたのはみっちゃん




通称小早川美咲





みっちゃんは小中高と同じで友達!





ひといちばいあたしを心配してくれる女の子





和むんだよね、みっちゃんといるとさぁ~





「もう大丈夫だよ。心配かけてごめんね」





心配そうな表情をしていたみっちゃんに抱きついた





みっちゃんみたいな友達が居て幸せ





席について先生が来るのを待っていた





あの事を忘れて・・・・




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