あなたとあたしの生きた証
彼の、彼のねその微笑みが見たかった





遠くから見つめるんじゃなくて、その笑顔をあたしのものにしたかった






こんなのおかしいかなって美那に聞いたけど、美那は笑ってこう言ってくれた






「それが普通なのよ。あんたはただ純粋に彼が好きなだけなんだから」





すごく・・・すごくねほっとしたの





嬉しかった





「あーい!今日遊ぼうぜ?」
「遊ばない!あたしには好きな人が居るの!」





こいつは千隼。千隼はあたしの幼なじみ





小さい時からずっと一緒なの





それだけがあってかあたしと千隼はすごく仲がいい





正直言って千隼はモテるらしい





そしてあたしに惚れてるらしい





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