あなたとあたしの生きた証
バレンタイン一色に染まっていた




かわいい髪形をしてきている彼女たちを見て、あたしも焦りを感じていた





「かわいくなりたいな・・・」





美那の前でそう言ってあたしは、ニコッとほほ笑んだ





「あたしが放課後かわいくしてあげる!メイク道具だって貸してあげるから」






そう言って美那はあたしの肩を叩いた





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