不良のあなたとあたしの物語(完)
「あっ、ゆり!やっと起きたんだね。」





満面の笑みであたしを見るはるか。




「ゆりさんねー。バスの中で圭也と…。」




「ちょ…ちょっと言わないで!」






あたしは平沢くんをバシッと叩いてやった。






「いてぇな…。本当のことなんだからいいだろ。あっ、圭也はどこ行ったんだ?一緒におりてくると思ったら圭也1人だったしな。」






「どこに行ったのかわかんないよ。あたしが聞きたいぐらいだって…」





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