不良のあなたとあたしの物語(完)
「うーん。なんかいろいろとあってね…」


そんな意味がわからないような返事をしたわたし。


「なにそれー。わかんないよ。まぁ、あとでたっぷり教えてもらうけど。」

「そうしてください。ではわたしは帰ります。はー。」


そうしてわたしは七瀬のもとへ行った。



「俺はおまえを迎えに行った。お前から俺へのプレゼントはないのかなぁ。ゆりちゃーん」


「なんにもありません。それより迷惑なんだけど」


「そんなこと言わないでほしいなー。さみしいなー。」


そういってわたしの肩に手をかける七瀬。


「やめてよね。むりやりなんだから。意味わかんない。」


「俺の愛がわからないってか?じゃあわからせてやるよ」


そういって、わたしに顔を近づける七瀬。

うわっ。急になんて意味わかんない。


「やめっ…」


そうしたら、


「圭也?」

えっ??だれ??


「圭也だよね。ひさしぶりー。」


「あっ。しおり…。」


七瀬の顔が一瞬さみしそうな顔をしたのは気のせいかな。
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