短編
優しい君 ※病み

彼女は病院で看護師をしている。
彼女はたまたま骨折で入院した時の担当だった。
入院中に俺は彼女に恋をして、でもフラれるのが嫌なチキンな俺は入院中に彼女に思いを伝えることは出来なかった。だから、退院して彼女に会えないのが悲しくて、悲しくて、悲しくて。どうしたら彼女に会えるのかどうしたら彼女を恋人をすることが出来るかいろいろ考えた。

「俺はね、いろいろ考えたんだよ。そしたら、いい考えが浮かんだんだ。」

「いい考え、ですか…。」

「そう。いい考え。」

今俺の前には彼女がいる。なぜなら俺はまた入院したからだ。
「病院に行けば君がいる。例え君が俺の告白を断ったとしても、病院に入院すれば俺は君に会える。」

「?」

俺の言ってる事が分からないのか彼女は首を傾げる。あぁ、可愛い。

「だからね。俺は自分から生身で車に突っ込んだんだ。」

「え?」

「わざとだよ。入院するぐらいの怪我をするために。」

「ど、どうして、そんな!」

「君に会うためだよ。」

だんだん顔が青ざめていく彼女に微笑みかける。

「半年たったら退院だから、またとびこまなくちゃ。あ、飛び降りもいいかも!」

「なっ!やめてくださいそんなこと!」

「嫌だよ。」

「どうして!」

「俺、言ったよね?君に会うためだって?」

痛む体を起こして彼女の頬にそっと手を添える。彼女がぶるぶる震えてるのが分かった。

「俺、君の事が好きだよ。だから、付き合ってほしいんだ。」

耳元てそう呟くと彼女ははっと俺を見る。絡まる視線が嬉しい。

「意味、分かるよね?」

俺の声が病室に響いた。






さぁ、優しい君ならなんて答えをだすかな?
返答を間違えたら俺死んじゃうかもよ?
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