掲示板のすみっこで

助言



世の中にはたくさんの理不尽があり、上手くいかないことなんて今経験していることと比べ物にならない、きっと多くの人は言うだろう


自身のことだから悲観的になり、そうでないから楽観的に考えられる


そんなことを繰り返して過ぎていく日々


でも、どちらも大切なんだ


悲観的だから気づくことがある


楽観的だから考えさせられることがある



そう、あの時のように







目の前にふわふわと浮かぶ小さな光の玉


ビー玉みたいな大きさのそれはサイズに関わらずそれ以上の存在感を表すように光を放っている


熱だとか熱いだとかは感じない。ただ煌めいて、輝く姿に目を奪われた


思わず手を伸ばした


欲しいと思ったのかもしれない。でも、そうじゃないかもしれない


眩しくて、目映い。キレイで綺麗なのは、手に入らないことを知っているから?




力一杯届くように、目掛けた手、指は、触れたんだろうか


無色だったが彩を持ち、一面を包むように光線が放たれていく


今までで見たどの光よりも強い


直視したらいけない、直感で遮るように目を瞑る


視覚が閉ざされた空間で受け取るのは、脳に直接送られた情報


理解した瞬間に、重力を失った体が急降下して落ちていく、落ちていく……落ちて、いく………










そこで目を覚ました



今見ていたのは夢だったんだ



思考にぽけーっとした脳内が遮断されて、内容は思い出せない



でも、一つはっきり覚えてることがある




それは………、



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