恋するカフ・リンクス

そう思って後ろで手を組んで彼から目をそらす。

夕方、
窓の外を見ると西の校舎にゆっくりと太陽がしずんてゆくのが見える。

幻想的だなあ。



「コハル、
これ、頼むわ」

そう言って彼はカバンからプリントを取り出す。

アタシに頼みごと?

なんだろう。

ちょっと期待してどきどきする。



なのに彼がアタシに差し出したのは。




< 16 / 293 >

この作品をシェア

pagetop