『好き』を言えるまで

myfriend

「あ、ねぇ今度の休みどっか行かない?」

せなちゃんがお弁当をむしゃむしゃ食べながら言う。


「「いくぅー!」」


「あんたたち、ほんとに仲良いわね。」

「うん。まゆだぁいすき!!」

どき・・・!

「ひ、ひなっ!」

ひなが私を抱き寄せてきた。

し、心臓が!痛いくらいにバクバクしてる!


「ひなく~んそろそろ離してあげないとゆでダコになるわよ?」

「えぇ!?それは嫌だ!」

ひなは慌てて私から手を離した。
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