マイルド・ガールとワイルド・ボーイ
――――だけど。


オレは気にしなければいけなかったんだ。


『連右の……ウソツキ』


あの夢は―――……前触れだったのかも、しれない。


『努力するって言ったじゃない………なのになんで、どうして…………っ』


この時……ちゃんと悪夢を気にしていれば


オレがもっと大人だったら


あんなに………君を傷つけないで済んだのか……?


「ただいまーー」


「おかえりーーー」



―――――もうすぐオレと紀香の間に、嵐を巻き起こすヤツが来るなんて、全く知らないで



オレはのん気に、笑ってた―――――……
< 168 / 424 >

この作品をシェア

pagetop