忘れた地球
目が痛い、
少し冷やしてから
あたしは少し早めの朝ごはんをとった
今日、学校か..
ボサついた髪を片手で
撫でながらぼんやり思う
昨日夜中まで泣いて
何か眠ったくせに
中身のない睡眠みたいで
何にも寝た気がしないから
気だるい
「はる、ジャム何がいい?」
「...いちご」
お弁当の準備をする
お母さんがあたしに
ジャムのビンを差し出す
それを受け取る
当たり前の行動なのに
何か生きてる心地がしなかった