君ニ恋シテル
俺、バカだよな。
こんなに愛されてるのに…。
でも、逞みたいなカッコイイ奴目の前にしたら、自信なくなっちまって…。
しかも亜紀は逞の大ファンだ。
それが今は友達という関係になって、近くなった。
逞と楽しそうに話す亜紀を見たら、どうしようもなく不安になったんだ…。
でも…逞には沙弓ちゃんっていう彼女がいるんだよな。
そんなことを考えていると…
「洋祐…さゆと小沢ちゃんのこと、好きになったりしないでね」
亜紀が急に口を開く。
驚いて亜紀を見ると、照れているのか視線を合わせてくれない。
なんだ…
俺、やっぱりバカだな…。
「なにニヤニヤしてんのよっ」
黙って亜紀を見つめていたら、亜紀は怒ったようにして頬を膨らませ俺を見た。
「ごめんっ。好きになるわけないじゃん!俺はずっと亜紀だけだよ」
「ほんとにほんと?」
「当たり前!」
俺がそう言うと、亜紀は柔らかく微笑んだ。
ヤキモチは、お互い様だったんだ…。
嬉しくて俺も自然と笑顔になる。
これからもずっと、この幸せが続きますように…。
月明かりの下、そっと願った。
こんなに愛されてるのに…。
でも、逞みたいなカッコイイ奴目の前にしたら、自信なくなっちまって…。
しかも亜紀は逞の大ファンだ。
それが今は友達という関係になって、近くなった。
逞と楽しそうに話す亜紀を見たら、どうしようもなく不安になったんだ…。
でも…逞には沙弓ちゃんっていう彼女がいるんだよな。
そんなことを考えていると…
「洋祐…さゆと小沢ちゃんのこと、好きになったりしないでね」
亜紀が急に口を開く。
驚いて亜紀を見ると、照れているのか視線を合わせてくれない。
なんだ…
俺、やっぱりバカだな…。
「なにニヤニヤしてんのよっ」
黙って亜紀を見つめていたら、亜紀は怒ったようにして頬を膨らませ俺を見た。
「ごめんっ。好きになるわけないじゃん!俺はずっと亜紀だけだよ」
「ほんとにほんと?」
「当たり前!」
俺がそう言うと、亜紀は柔らかく微笑んだ。
ヤキモチは、お互い様だったんだ…。
嬉しくて俺も自然と笑顔になる。
これからもずっと、この幸せが続きますように…。
月明かりの下、そっと願った。