それでも世界はまわる -white snow-
そんな力ない美佳を見て、美緒奈は何かを思い付いたようだ。
満面の笑みで、あたかも宙に電球があるかのように人差し指を立てた。
「じゃあさ、りおん君が来るまで美佳が熟睡できるように、あたしが手伝ったげる。
昨日使えなかった、この・・・」
美緒奈は自分の席に向かい、鞄の中をあさり始めた。
「安眠のパイー!」
そして取り出すと同時に、どこかのアニメキャラのように軽快に言った。
* * *
満面の笑みで、あたかも宙に電球があるかのように人差し指を立てた。
「じゃあさ、りおん君が来るまで美佳が熟睡できるように、あたしが手伝ったげる。
昨日使えなかった、この・・・」
美緒奈は自分の席に向かい、鞄の中をあさり始めた。
「安眠のパイー!」
そして取り出すと同時に、どこかのアニメキャラのように軽快に言った。
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