オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
でも私は飲まずにはいられなかった・・・


頭からいつまでも離れない耶刃常務の言葉。


常務の言葉は傷ついて欲しくない精一杯の優しさから出た言葉だって私も理解していた。



でも祐早斗さんのコト…ホンキで好きになっちゃった私には残酷な言葉でしかない。



鋭利な刃物ように私のハートを貫いた。



「お前…少しおかしいぞ~」



「…」



私はその場に蹲って祐早斗さんから顔を背けるように俯く。



「吐きそうになったのか?」



吐き気はしてないから顔を横に振った。
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