オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
「ありがとうございます・・・」


「経理課は忙しそうですね…」


「通常業務とそれに加えて役員会に提出する決算報告の作成に追われてますから」


「そうですか…」


祐早斗さんは私のデスクを覗き見て来た。


内心…華だとバレないか!?焦る。


「大変ですね」


昨日口説かれたボイスとはトーンは違うけど…
声の主は同じ。



「はい…まあ~」


私は顔を俯かせて…祐早斗さんに顔を見せないようにする。



「祐早斗様…長居は無用です。社長室に戻りますよ」



「わかってる…そう急かすな…栗原」












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