オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
「・・・女ですか?祐早斗様」



栗原の眼鏡越しの瞳は俺を鋭く刺すように見つめる。




「たくっ…これから社長となられるお方が…私もプロの秘書ですから…何とか…
アフターは空けるように努力致します。週末の休日にしわ寄せが来ても文句は
言わないで下さい…祐早斗様」



「ああ~」


融通は利かない男だと思ったが意外と話の分かるヤツだった。



「ありがとう~栗原」


栗原は自分のデスクに戻って早速…スケジュール調整に奔走した。










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