それでもオレは愛してる(>_<)
 そんな事を考えながら、オレは1人で、百面相をしていたらしい。

 気が付いた時には、まわりをニヤニヤ笑う、しいと、智代、そして、ちょっと困った顔の美幸に囲まれていた。

 「立ち聞きは、あんまりいい趣味じゃ、ないよ?あっくん。」

 はかられたかっ!

 しいの、その台詞で、オレは立ち聞きさせられた、という事に気が付いた。

 「……オレをはめて、どうする気なんだ?」

 またまた、嫌な予感がする。

 こんなふうにハメられた時には、ロクでもないことしか、させられた記憶がない。
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