シェルター
しかし、欠点は2人 で暮らすのには、狭すぎた。多分1人用に作られた物だろう。二人で過ごす部屋は。ベッドが、ありベッドの横に小さなスペースがあるだけだ。
助かっただけでも良かった。それにここのいれば最低でも5年は住めるだろう。
それも彼女とだ。5年先の事は、その時に考えるしかない。少しづつ我慢すれば、まだ長く持ちそうだ。

1日目は、振動に時々怯えながら美沙子と愛してあった。
美沙子との関係が、おかしくなってきたのは、1週間過ぎたあたりからあたりだった。
美沙子がシェルターに置いてある歯磨き粉に文句を言い出した。

「私は、こんな塩入りのおっさんが、使うような歯磨き粉やだ。」

俺は、洗面所の、歯磨き粉ストックを置いてある、場所を探した。かなりの量の歯磨き粉があったが全品塩入り歯磨き粉だった。

「我慢しろよ。歯磨き出来るだけでもいいじゃないか。」

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