《完》嫌われ教師の腕の中
校内に響き渡る授業終了にチャイム。



どっと疲れが身体に押し寄せて来た・・・


深いため息が自然と漏れてゆく。


「鈴羽…」


権藤先生は出て行ったのに…圭吾は教室を出る気配がなかった。



「昼休みでもいいから…お前に話がある・・・」



「ハァ!?」


今更何の話?
妊娠したけど子宮外妊娠で入院した私を捨てたクセして・・・


でも聞き返す前に…圭吾は女子生徒たちに囲まれた。



私はそんな圭吾を無視して…教室を出てゆく。



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