《完》嫌われ教師の腕の中

「お帰りなさい~颯斗」


玄関先で俺を迎える鈴羽。



「ただいま…今日、お前の元カレの北村が俺に会いに来た」


「ええ~ッ!?」


そんなコトを話しながら…俺は鈴羽と中に入っていく。



「お前のコトよろしくだってさ~。今でもお前のコト気にかけているんだな~」


「……」


「でもいちばん気にかけているのはこの俺だ…鈴羽」



俺は立ち止まって鈴羽を抱き締める。




溺愛だと言って俺は鈴羽のすべてを束縛する…


俺は絶対…鈴羽を離さない!!


 『嫌われ教師の腕の中』


   END★

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