その手で溶かして
どれだけ待っただろう。
席に着いてから30分と少し……
私の手元にはやっと順位表が手渡された。
担任の先生が何かを話している。
クラスの中も少し騒ついている。
でも、私の耳に聞こえるのはより一層早くなった心臓の音だけ。
微かに震える手で順位表を開く。
うそ……
本当に……
私が1番だ。
順位表の1番上には、間違いなく私の名前が書かれている。
思い切り叫びたかった。
思わず涙を流してしまいそうだった。