ずっと忘れない

私は聞いてみた。
私を知っていたかどうか。

知らなかった

そう言われると思ってたのに…先輩は…

「知ってたよ」

そう言った。

嬉しくなって
彼女がいるかも聞いてみた。

「いるよ」

…そうだよね。
分かってたもん。
ごめんなさい先輩。

私は貴方への想いが収まりません。

どうすればいいんですか?
どうすれば…

答えは一つだった。

“当たって砕ける”

これが私が出した結論だった。

それしかなかった。
だって両想いになれる可能性は…

0%だったから

「先輩に彼女がいることは分かっています

でも私は先輩が好きです

この気持ちだけは分かって下さい

迷惑かけてすいません」


返事は分かってるから…
これだけ言って私は先輩のメアドを消した。

さよなら先輩…

今まで私を元気づけてくれて
ありがとう

そして…ー

ずっと大好きです

< 5 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop